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呼気 KOKI 展

■展覧会名: 呼気 KOKI 展

■会期、休館日、時間:2018年4月7日(土)〜 4月22日(日)12:00-19:00 ※会期中の金・土・日のみ

■出展作家:杉原真樹

■キュレーター:東出菜代


 

■観覧料: 無料
※呼気連動体験は有料チケット(500円)を会場および下記サイトにて販売。

https://greenfunding.jp/micromecenat/projects/2184

★オープニングは、4月7日(土)18:00〜20:00



■助成:アーツカウンシル東京
■協賛:エミリーズバルーン株式会社
■協力:@カマタ


 


2010 年より、様々な事物を音で繋ぐことを模索するアートユニット eje(エヘ)の中核的存在としてその活動を展開してきた杉原真樹は、事物と鑑賞者の記憶をつなぐ(『ものおと』岡本太郎現代芸術賞特別賞受賞、2013 年)など、「物」自体に 内在するものや、それと鑑賞者との交叉が生み出す見えない領域を可視化することに常に関心を注いできました。事物と体験者を結び付ける方法さえあれば、実体としての作品自体は必要ないと、杉原は言います。eje(エヘ)とは、スペイン語で軸(本質)を意味する言葉だったように、杉原は、事物がそれ単体では意味を持たず、体験者との関係性から生まれるものがその本質である、との立場からその活動を展開してきました。ときに現実の認識を変えてしまう力を持つそのような本質の追求、事物と鑑賞者が交わるエフェメラルな瞬間は、作家の生み出す世界観の中核を成すと言えるでしょう。
本展で、杉原は鑑賞者の「呼吸」を、事物という「皮相」の間をつなぐ媒介として注目しました。鑑賞者は空間を訪れ、自分の「呼吸」を通じて、様々な事物との対話に導かれます。ある時は、自らの息が生み出す泡の音に耳を澄ませ、またある時は、自分以外の誰かの呼吸の名残に身を任せることもあるでしょう。カマタ_ソーコを舞台に、「呼吸」というメディウムが事物同士を紡ぐ一過性の空間をつくりあげます。 
本展は、杉原真樹の個人として初の個展となります。



 

杉原真樹(すぎはら まき)

 

サウンド、映像、web、グラフィック、服飾など、多種多様な専門分野で活躍するメンバーで構成されたアートユニットeje(エヘ)の中核的存在として、2010年より活動を開始。2013年、あらゆる「もの」の音を鑑賞者が聴き取るインスタレーション「ものおと」で、第16回岡本太郎現代芸術賞特別賞を受賞。その後も、味覚の変化を音楽が促す体験型プロジェクト「おとゆ」(2015年)など、多数のプロジェクトを発表。2016年より個人としての作品展開を開始。





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本展では、みなさまの「呼気」が大切な役割を果たします。

一階に設置されているのは、「呼吸」のデータで動くバルーン型の作品「記嚢(きのう)」です。
外から眺めるだけでも結構です。内部にも入っていただけます。
そして、ご自身の呼気を残していただくことも出来ます※

二階では「あわおと」が、みなさまをお待ちしています。
石鹸水の入ったシャーレを受け取り、ストローで息を吹き入れて、泡をつくってください。
お好きな台に載せてください。
泡のはじける音に耳を澄ませてください。泡は何度作って頂いてもかまいせん。
お好きなだけお時間をお過ごしください。

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ここで動いているこれらは、
あなたが訪れる前にいた誰かの呼気です
あなたの呼気を残して行ってください
そしてあなたもいなくなった後。

それに会いに、今また誰かが訪れた